リハビリテーション
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理学療法
理学療法では、寝返り・起き上がり・座る・立つ・歩くなど、日常生活に欠かせない基本動作の改善をめざします。当院では運動療法や装具を活用し、患者さん一人ひとりの状態に合わせたリハビリを実施。入院直後から退院後の生活を見据え、安全に移動できる体づくりと「できる」喜びを感じられるよう、継続的にサポートします。
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作業療法
「その人らしい生活」を取り戻すことを目標に、食事や着替えなどの日常生活動作のリハビリを行います。作業療法士が動作を細かく分析し、難しさの原因を一緒に見つけながら、無理なくできる方法を提案。自宅復帰や社会参加に向けて、実際の生活場面を想定した練習も行い、退院後の自立した生活へつながる支援します。
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言語聴覚療法
脳血管疾患などによって起こる失語症や高次脳機能障害、声や発音の問題など、コミュニケーションの困りごとを支援します。また、飲み込み(嚥下)が難しい方には、医師と連携して検査や訓練を行い、安全に食事ができる方法を一緒に考えます。会話や食事など実際の生活場面も大切にし、「伝わる」「食べられる」喜びを支えます。
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VE/VF
年間約300件と積極的に実施しています。院長・リハビリテーション科専門医・歯科医師・摂食嚥下認定看護師・放射線技師・摂食嚥下認定ST・担当STが連携して評価を行い、安全な食形態UPを行うとともに摂食嚥下プログラムを検討しています。検査から食事評価までの体制を整え、早期の経口摂取や食形態UPに繋がるようチームで取り組んでいます。
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装具診
入院の早い段階から患者さん一人ひとりの状態に合った装具(体の動きを助ける器具)を検討・作成しています。早期に装具を使用することで、病棟での生活やリハビリをより安全に、効果的に進めることができます。歩行を支える装具だけでなく、腕や手の動きを助ける上肢装具も積極的に取り入れています。リハビリテーション科医師を中心に、多職種が連携して評価・相談を行うため、安心して装具をご利用いただけます。
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自動車運転再開支援
(DSチーム)脳卒中後の運転再開に不安を感じている方や、退院後に自動車運転が必要な方を対象に、当院では自動車運転支援チームが評価とサポートを行っています。机上での検査やドライビングシミュレーターを用いて、注意力や判断力、体の動かしやすさなどを多角的に確認します。専門スタッフが連携し、患者さんやご家族の不安に寄り添いながら、安全な運転再開に向けて支援します。
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調理訓練
患者さんと担当スタッフが相談し、退院後の生活に合わせた調理メニューを決定します。使用食材を記入した調理訓練注文票を提出すると、総務課が必要な食材を準備するなど、病院全体で生活復帰をサポートします。当院では月約20件の調理訓練を実施しており、生活に直結するリハビリとして患者さんの意欲向上に大きく貢献しています。
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集団起立訓練
毎日12:00~12:20に、各フロアで合計120回の集団起立訓練を実施しています。仲間と一緒に行う活気ある雰囲気で、早期在宅復帰に必要な足腰の筋力を集中的に強化します。
立ち上がりが難しい方には、リハビリスタッフがマンツーマンで付き添い、安全に配慮しながら集団で取り組みます。 -
多職種協働カンファレンス
患者さん・ご家族の希望に沿った目標設定や方針検討を行います。定期カンファレンスでは進捗を共有し、追加目標や退院前の調整を行います。司会や書記を設けることで、職種や経験年数に関わらず意見を出しやすい環境を整えています。多職種で連携し、安心して在宅生活へ移行できるよう支援します。
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バルーン拡張法
食道入口部の通過障害がある方には、主治医が適応と判断した場合にバルーン拡張法訓練を実施しています。バルーンカテーテルを用いて食道入口部を機械的に拡げ、飲み込みやすさを高める訓練です。安全に行うため、医師・言語聴覚士・看護師が連携しながら実施しています。
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地域リハビリテーション・ケアサポートセンター
当院は、南部圏域(戸田市・蕨市・川口市)の地域リハビリテーション・ケアサポートセンターとして、地域包括支援センターや市町村等が行う様々な事業に、PT・OT・STを派遣しています。誰もが住み慣れた地域でその人らしく暮らしていけるよう、地域の皆様や関係機関と連携しながら、地域づくり・介護予防・健康増進・自立支援のお手伝いをしていきます。